Greeting

ご挨拶

ご挨拶

国土交通省 副大臣 渡辺 猛之

渡辺 猛之

矢作ダムがめでたく50周年を迎えられましたのも、矢作ダムに対して水源地域や下流沿川の皆様のご理解・ご協力の賜と、深く感謝申し上げます。

そして、日頃よりご尽力いただいております国会議員の皆様、岐阜県、愛知県、長野県、地元豊田市・恵那市・平谷村・根羽村をはじめとする各自治体の皆様、並びに関係者の皆様に、重ねて御礼申し上げます

矢作ダムは、昭和46年完成後、洪水調節をはじめ、水道用水、農業用水、工業用水、発電など、多目的ダムが持つすべての目的を兼ね備えたダムとして、愛知県西三河地方最大の水がめとして地域の発展や市民生活を50年間支えて参りました。

その間には、度重なる洪水に見舞われ、近年においては、平成12年9月の東海(恵南)豪雨による洪水は、矢作川の治水計画の契機となった昭和34年9月の伊勢湾台風の洪水規模を遙かに上回りましたが、矢作ダムや河川整備により下流の愛知県岡崎市西蔵前町地先の岩津地点において、約70センチメートルの水位低下を実現するなどの治水効果を発揮しました。

また、平成6年には113日間の取水制限となる大渇水に見舞われましたが、矢作川水利調整協議会等による利水者間での渇水調整により、ダム貯水の枯渇に伴う甚大な被害を回避するなど、治水、利水の両面でその役割を果たして参りました。

その他、矢作ダムでは、管理において発生した課題に合わせて、昭和55年の選択取水設備や昭和63年の貯砂ダム、平成16年の濁水対策設備等を新設するなど、その時々の状況に応じてふさわしい対応をして参りました。

完成後50年が経過した現在、矢作ダムの洪水調節機能の強化を図るため、放流設備の増設によるダム再生事業や、恒久的な堆砂対策を目指した堰堤改良事業を更に推進して参ります。

また、政府が掲げる2050年カーボンニュートラルの実現に向け、愛知県においても「矢作川カーボンニュートラル(CN)プロジェクト」が掲げられており、関係者と連携したダム運用の高度化等により矢作ダムを最大限に活用し、再生可能エネルギーの創出促進に取り組んで参ります。

今後とも、適切なメンテナンスと、その時々に合わせた施設改良を行っていくことで、皆様のご期待に応じられるよう、しっかりと取り組んで参ります。

最後に水源地域や下流沿川の皆様には、引き続き、一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和4年2月吉日

国土交通省 副大臣

渡辺 猛之