Greeting

ご挨拶

ご挨拶

愛知県知事(受益地域代表) 大村 秀章

大村 秀章

矢作ダムの受益地域を代表して、一言御挨拶を申し上げます。

このたびは、矢作ダム完成50周年を迎えられたことを心からお慶び申し上げます。

これもひとえに、矢作ダム水源地域の皆様の格別の御理解・御協力と、また矢作ダム管理所を始めとした関係の皆様方の御尽力のたまものと、厚く御礼申し上げます。

矢作ダムは、昭和46年4月に運用を開始して以降、矢作川の洪水被害の防止及び西三河を中心とする地域の水源等としての役割を果たすなど、この地域の豊かな生活や産業の発展に貢献しております。

矢作ダム運用後にはこれまで幾度も大きな出水がありましたが、ダムに洪水を貯めることで下流の被害軽減に大きな効果を発揮しております。現在は、下流豊田市の鵜の首地区で河道掘削などの整備が進んでおり、今後、地域がより一層水害に強く、発展することを期待しております。

矢作ダムは水道用水として西三河地域の約142万人の暮らしを支えており、工業用水として豊田市を中心とする西三河内陸部と衣浦臨海部及び名古屋市南部の工業地帯などの170を超える事業所に供給しており、本県の基幹産業である自動車産業などを支えております。さらに、農業用水も西三河地域の約8,000ヘクタールの農地を潤しております。

矢作川水系では矢作ダムなどの水を利用して27箇所の水力発電所で最大出力128万kWを発電し、クリーンな電力を供給しております。さらに本県では、水源から蛇口、下水道まで、水循環におけるカーボンニュートラルを実現する「矢作川カーボンニュートラルプロジェクト」を推進しており、矢作ダムでは国土交通省や発電事業者等と協働して発電量の更なる増加を目指します。

矢作ダムや奥矢作湖周辺は、四季折々の景観で多くの人々を楽しませる観光やレクリエーションの拠点にもなっております。これら矢作川の恵みを生かして、今後も、水源地域の皆様への感謝の気持ちを忘れずに、流域内の連携を深めながら、当地域の発展に取り組んでまいりますので、関係者の皆様の御協力をお願いします。

最後になりましたが、水源地域の皆様や関係の皆様方の益々の御発展と御健勝を祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

令和4年2月吉日

愛知県知事(受益地域代表)

大村 秀章