Message

矢作ダム完成50周年に寄せて

地域の皆様からのメッセージ

中部電力株式会社 再生可能エネルギーカンパニー
愛知水力センター 所長 杉山 竜介

杉山 竜介

本年度をもちまして、矢作ダムが完成して50周年を迎えられ、誠におめでとうございます。

この記念すべき年に、矢作ダム完成50周年記念事業の実行委員として携わることが出来た事を大変嬉しく思います。

一言で50周年と申しますが、完成後から今日まで幾多もの洪水を向かえながら、西三河地域の農業用水、上水道、工業用水、発電と人々の安心で豊かな生活と経済を支え続けてこられ、矢作ダムは人々が生活をしていくうえで欠かせないものとなっております。特に平成12年9月の恵南豪雨では、計画を超える洪水となりましたが、矢作ダムによる洪水調節機能が大きく発揮されました。そして、私たち中部電力にとっても矢作ダムは大変重要な存在であり、矢作ダム湖を活用して発電事業をおこないながら、共に歩んでまいりました。

いま、世の中の情勢は新型コロナウイルスの感染拡大などにより、社会構造・生活様式は大きく変化しました。とりわけ、2050年カーボンニュートラル実現を目指し、国のエネルギー基本計画が改定されるなど、エネルギー事業を取り巻く環境は歴史的な転換点を迎えています。私たちは、こうした事業環境の変化から2050年の社会像を見据え、中部地域の特性と、私たちのエネルギーインフラや省エネ・電化促進などのソリューション技術を掛け合わせ、お客さまや社会とともに「脱炭素化」に挑戦したいと考えています。このため、再生可能エネルギーを2030年頃までに320万kW以上拡大、既設水力発電所の発電電力量の増加という目標を掲げチャレンジしています。

これからもお客さまや社会に必要とされる中部電力であり続けるため、良質なエネルギーを安全・安価で安定的にお届けするとともに、流域の皆さまとの対話を重ねることで信頼の輪を広げ、引き続き矢作ダム、流域の皆さまと、共に歩み、共に成長してまいります。

令和4年2月吉日

中部電力株式会社 再生可能エネルギーカンパニー
愛知水力センター 所長

杉山 竜介